紅茶専門店でお茶についていろいろ勉強させてもらいました。
等級について。
茶葉の取れる部位によって、上からFOP(フワラリー・オレンジ・ペコー)、OP(オレンジ・ペコー)、P(ペコー)、PS(ペコー・スーチョン)、S(スーチョン)とに分けられます。
次に、茶葉の加工方式によって分けられます。
茶葉をそのままの大きさで加工したフルリーフ(F)、細かくカットしたブロークン(B)、おまけに細かくカットしたファニングス(F)、これよりも細かく粉条にしたものがダスト(D)、おまけにその下にCTCといわれる方式があるそうです。
部位と加工法を組み合わせのよって紅茶のグレードは区分されます。
例えば、FOPを細かくカットしたものはFBOP(フラワリー・ブロークン・オレンジ・ペコー)と呼ばれます。
楽々と区分をまとめていきます。
・BOP(ブロークン・オレンジ・ペコー)は、OPの茶葉をカットし、ふるいにかけて2?3mmの大きさにそろえたものです。
形が小さい分、フルリーフのものより抽出時間が短くなってきます。
・BP(ブロークン・ペコー)、BPS(ブロークン・ペコー・スーチョン)は、それぞれPとPSを細かくカットしたものです。
どっちも、やはり短い抽出時間ですみます。
・BOPF(ブロークン・オレンジ・ペコー・ファニングス)はBOPをカットしふるいにかけた時に下に落ちた茶葉です。
水色は薄くなってきますが、抽出時間が短縮されますので主にティーバッグ用に使われます。
・D(ダスト)は粉状にもので、抽出時間が極めて短いため、多くはティーバッグに用いられます。
今度はお茶の歴史です。
紅茶は、製造過程での発酵方式が違うだけで、緑茶やウーロン茶と同様のように、お茶の木の葉を原料としているため、全て「お茶」の仲間となってきます。
お茶発祥の地が中国であるという事は、紅茶の歴史も中国から始まったという事になってきます。
世界中のすべてのお茶の歴史は中国から始まったと言ってもいいことが可能性として考えられます。
お茶の起源は紀元前2737年まで遡ります。
中国の伝説に登場する皇帝、神農(しんのう)氏は、山野に生える百草の一つ一つについて、毒になるのか薬になるのかを自身の身体で確かめ、その効用を人びとに伝えていました。
同時に、自身が発見した数多くの有益な植物を育てる方式も、人びとに教えていきました。
このため、神農氏は医薬の祖、農耕の神といわれています。
ある日、神農氏が百草を探して森の中を歩いていました。
のどが渇いたので木陰で一休みしてお湯を飲もうとしました。
お湯を沸かされていると、風に吹かれて近くにあった木から葉が舞い落ち、お湯の中に入りました。
かすかに黄色みを帯びた、葉の入ったお湯を、神農は飲んでみました。
すると、即座に心がすっきりと落ち着いてくるのがわかり、また、お湯のすばらしい香りと味に魅了されました。
その時舞い落ちた葉こそが、お茶の葉だったのです。
こうして神農氏によってお茶が発見されたと言われています。
この時は、今どきのような飲み物としてのお茶というよりも、「薬」として飲まれていました。